「笑ゥせぇるすまん」喪黒福造の声優さんの、大平透さんがお亡くなりになった。
「笑ゥせぇるすまん」は、妹↓の思い出と結びつく。
「笑ゥせぇるすまん」は、アニメで、TBSで放送されていた。
大人向けの情報番組の中に、10分枠のアニメで、「笑ゥせぇるすまん」があった。
もともとが、大人向けの情報番組なので、「笑ゥせぇるすまん」の内容も、登場人物がサラリーマンや、働いている人が出ていた。
また、セックスシーンに近い描写もあったようにキヲクしている。
話の主題はドラえもんと同じ。
困っている人(のび太)を、ドラえもん(助ける人)があらわれるが、困っている人(のび太)が助けてくれる道具を使ううちに増長して、調子にのって、自業自得に陥るというもの。
のび太の場合は、まだ笑えるくらいのオチだけど。
「笑ゥせぇるすまん」の場合は、自業自得っぷりが、さらに皮肉になっており、大人なので、それこそ「大人の責任」として、笑えないオチになる。
最後の決め台詞で、救い主である喪黒福造が、どぉおおーーーん!!!!と、登場人物を奈落の底まで落とすような、雷のような、そんなシーンだった。
というのが、前置き。
↑ここまで、前置き。
それでね、当時わたしの妹(↓)は、まだ幼稚園のころだった。
この、喪黒福造がとにかくこわがっていて。
喪黒福造の笑い方の「おーほっほっほこわい!」って言ってた。
ナマハゲを怖がる幼児みたいな感じか。
あの声も、ビジュアルも、相当に怖かったみたい。
それで、幼児だけど、絵を描くのは好きな妹(↓)だったので、喪黒福造の絵を描くわけ。
顔の造作としては、簡単なので、大きなタレ目と、大きく開いた口を描くの。
それを描いて、わたしたちを怖がらせようとするの。
「おーほっほっほ」って声でものまねしながら、見せるのね。
その紙を取り上げて、こちらが同じように、さらに声を高らかに「おーほっほっほ!!」ってやると、めちゃめちゃ怖がって、逃げ出すという。
自分の描いた絵で、心底こわがるという。
そんな思い出があった。
だから、先日の、訃報を聞いて、メールしてみた。
わたし「喪黒福造の声の人、亡くなったんだって。ほかには、ハクション大魔王とかね。どーん!ってもう聞けないね。」
妹(↓)「おつかれ。そうでつか。声聞けなくても、笑うせぇるすまん好きじゃないから、別にまあ良いけどね」
ドライ!!
あんなに怖がっていたのに、ドライ!!
あ、ハクション大魔王のわたしの話は長くなるので割愛。
ご冥福をお祈りします(〆)。